FlashLite2で作るメリット

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F-siteでもお話させていただいたのですが
僕自身、最近はFlashLite2.0以降ってどう違うの?
という問い合わせも多くあり、まとめてみました。

■FlashLite2.0コンテンツの対象端末

まず、FlashLite2.0を対象とした場合、以下の端末が対象端末になります。

docomo 705i 905iシリーズ以降の端末(FlashLite3.0~)
au W4xシリーズ以降の端末(FlashLite2.0~)
SoftBank 81xシリーズ以降の端末(FlashLite2.0~)

■FlashLite2.0端末の普及率

残念ながら普及率は発表されていないので、現実的にユーザー数が多いだろうと思われる07年~10年のFlashLite搭載端末328端末のFlashLiteの対応状況を調べてみました。
端末で言うと、docomo 703i 903i以降 , au W4xシリーズ以降, 81xシリーズ以降 になります。

07~10発売済み端末の対応状況
注意:バージョンの普及率ではありません。

FlashLite1.1 55端末 15.9%
FlashLite2.x 141端末 43.9%
FlashLite3.x 132端末 40.2%

2と3を合わせて84.1%ですので、かなりの割合である事がわかります。
参考までですが、自分が管理しているサイトの実際のアクセスベースで1.1が10%以下ですので、もうFL2で開発でもいいかと思います。

ですが、気をつけなければならないのは、docomoの契約数(09年12月現在)が、全体の50%以上ありますので、普及端末である、703,903の存在はまだ大きいのかなと思います。
FlashLiteの場合、PCの様にユーザー側でPlayerのバージョンを上げる事ができないので、
過去バージョンの乗った機種は対象端末から外れる、という事になります。

■FlashLite2を使うメリット

では実際、どんなメリットがあるのでしょうか?

1)ActionScript1 or 2で開発できる。
 これが一番のメリットですね。
 それによって使える以下の機能が大きいです。

 ・htmlレンダリングが使える。
   ex) デバイスフォントの途中でも色を変えられる。
      デバイスフォントにアンダーバーが引ける。
      ※逆に今までできなかったんかい!とツッコミが入りそうですが。。

 ・_urlプロパティが使える。
   a.swf?a=1&b=2とかの引数を_urlで取得して分解して使う。
   FlashLiteの場合、外部通信はボタンアクションを使って行わなければならない為、
   ユーザーにアクションを促さずパラメータを受け取れるのは大きいですね。
   →確認した端末
     docomo:N-08A(FL3.1),N-01A(FL3.1),N705i(FL3.0)
     au:CA001(FL3.0),W45T(FL2.0)
     SoftBank:821SH(FL2.0)

2)すこし大きい画面サイズで作れる。
 →mixiアプリは240×320が多いです。が、ちょっとそれは大きすぎかと思いますが。。

3)メモリがたくさん使える。
 →どのキャリアもだいたい3MBくらいある。

4)外部jpgをloadできる。
 →1.1では、jpgをロードできないので、swfにする必要があった。

5)ムービーが圧縮できる。
 →パブリッシュ設定で、ムービーの圧縮が選択できる。

 実験してみました。

 ・ベクターの圧縮率
   複雑なベクターデータを用意し、
   1.1で、100KB → 2.x ムービーの圧縮で、 68KB
   →結果:32%ダウン!
 ・ASの圧縮率
   ActionScript 変数を大量に定義。
   1.1で、10KB → 2.x ムービーの圧縮で、 906Byte
   →結果:約90%ダウン!
 ・画像の圧縮率
   ビットマップ画像を100KB分を用意
   1.1で、100KB → 2.x ムービーの圧縮で、 95KB
   →結果:5%ダウン!

 ベクター画像とASについては圧縮が結構かかります。画像は元の画像(jpg)の設定によるみたいですね。

■なんとなく期待されているができないもの。

・容量は100KBのまま
 →容量的には1.1と変わらない。docomo3.0は外部ファイル合わせて100KBまで、
  auは1ファイル100KB、SBは外部ファイル合わせて150KB

・外部通信方法も同じ
 →あいかわらず、キー操作(onハンドラ)が無いと外部への通信はできません。
  ちなみにキー操作なしで外部通信ができるのはdocomo FL3.1のみ。

・SharedObjectは使えない
 →docomo 3.x ブラウザのみ使用可能、au,SBはデータフォルダのみ使用可能なので、
  共通項目として使えない。

・ビデオ再生もできない
 →docomo iモードブラウザ2.0端末のみ。

というわけで自分的にはあまり大きなメリットを感じられないので「どうしても」という場合以外はまだ1.1なのかな、と思っています。
ただし、再生環境的にはFL2でも大丈夫な様な気がします(<ここはプロジェクトによります)

なので、今FlashLiteに興味をもっていらっしゃる方が、わざわざFlash4のスラッシュシンタクスをわざわざ覚えなくてもすぐに開発できるので、そういう意味では非常にメリットがあると言えます。

2 Comments

  1. […] 岡田さんのブログにフォロー記事がエントリされていたので追加。 http://hi-posi.jp/?p=471 […]

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